加工技術の紹介
撚糸(撚り)加工
撚糸をする。一言で言えば簡単ではあるが、「糸(単糸)と糸(単糸)とを撚り合わせて一本(コード)にする」その意味は、集束性を持たせて強力アップを図るのはもちろんの事、異素材・異色のものを併せる事で新たな特長を見出します。
リング撚糸機

「リング撚糸機(下撚)」
タイヤコード・産業資材で利用。
原糸に下撚りを掛け、更にこの単糸を引き揃え上撚りを掛け撚糸コードとします。
直撚糸機
DTC
  タイヤコードで利用。
下撚りと上撚りを一工程で撚糸します。生産性の大幅な向上と品質の均一化がはかれます。

「直撚糸機(DTC)」
ダブルツイスター撚糸機
  産業資材で利用。
スピンドル1回転で2回の撚りが掛かる為、高能率の撚糸機です。
コーン又はチーズ形状に巻き取れる為、巻き返し工程が不要になり、緯糸に利用できます。

「ダブルツイスター
撚糸機」
カバーリング撚糸機 産業資材で利用 意匠撚糸機の一つ。
芯糸に撚りをかけずに、その周りにカバリング糸を巻きつけることが出来ます。
主に芯糸の保護を目的とします。
片撚り ごく一般的に広く用いられている撚りで、糸1本または2本以上を引き揃えて、SまたはZ方向に加撚したもの。
(JIS用語)フィラメント糸を1本あるいは数本引き揃えて撚りを掛けた糸。
諸撚り 糸1本または2本以上引き揃えて撚りを加え(下撚り)、これを2本以上引き揃えて下撚りと反対方向に撚り(上撚り)を掛けたもの。
(JIS用語)2本以上の糸を引き揃えて、下撚りと反対方向に撚り合わせた糸。
製織(織・編)加工
各種織機を駆使し、タテとヨコが織り成す多種多様な織物を生み出します。弊社は重布と呼ばれる織物を得意とし、有機・無機・スーパー繊維にこだわらず織物による無限の可能性を広げていきます。
シャットル織機

「シャットル織機」
タイヤコード・産業資材で利用
有杼(ゆうひ)織機。シャットル(杼)を用いて緯糸を挿入させる。
緯糸:往復運動
織幅 80〜160cm   回転数 〜100rpm
レピア織機

「バンドレピア織機」
産業資材で利用
無杼(むひ)織機。レピアを用いて緯糸を挿入させる。
緯糸:片側運動
織幅 70〜280cm   回転数 〜400rpm
エアージェット織機

「エアージェット織機」
タイヤコード・産業資材で利用
織幅 90〜200cm   回転数 〜600rpm
ラッシェル編機

「ラッシェル編機」
産業資材で利用 緯糸挿入可能
編幅 200〜440cm  回転数 〜300rpm

製織原理
主運動
(三大運動)
開口運動 開口装置によってヘルド枠を上下させ、緯糸挿入口(ひ道)を作る。
緯入れ運動 ひ道を通してシャットル・レピア・エアー等で緯糸を挿入する。
筬打ち運動 緯糸は自由な状態になっているので織前まで圧入し、経糸と直交錯させる。
副運動 巻取り運動 回転運動毎又は、巻き取られる際に織りあがった織物をロール状に巻き取る。
送り出し運動 巻取り運動に伴い、経糸張力を一定に保ち経糸を送り出す。
補助運動 ひ箱運動・経糸保護運動・経止め運動・緯止め運動etc・・・

織物組織 織物の組織には、基本となる三原組織がある。
名称 構造・組織図(一例) 特長
平織 最も単純な組織。
最もよく利用され、しっかりとした織物になります。
綾織
(斜文織)
経糸と緯糸がそれぞれ3本以上で組み合わされ、経糸が連続的に浮いた組織です。
斜めに畝状の線(斜文線)が現れます。
朱子織 三原組織中最も組織点が少ない織物です。
朱子織は、経糸・緯糸5本以上で形成されます。この組織は、経糸・緯糸が連続して浮いている為光沢が強く滑らかな織物となります。
製織(織・編)加工
出来上がった織物・編物に更なる二次加工を施すことにより付加価値を高めていきます。
加工種類
RFL(レゾルシン・ホルマリン・ラテックス)加工 ゴムとの接着を目的とした加工(タイヤコード・コンベヤベルト・チェーファー・タイミングベルト)
ヒートセット加工 織物の寸法安定性を目的とした加工

加工設備
ヒートセットディップマシン

「ヒートセットディップマシン」
最大張力 〜6000kg
最大仕掛け幅 2,000mm
品質検査
安定した高品質の製品をお客様にお渡しする為に、中間製品・最終製品の段階で厳しい品質チェックを行っています
主要設備
設備 メーカー 用途
引張試験機 島津製作所 強伸度および剥離接着の測定
検撚機 浅野機械製作所 コードの撚数測定
加硫プレス機 神藤金属 ゴムと繊維の加硫装置
(その他各種測定機あり)

AG-X
AG-X
AG-X拡大図
拡大図
綾羽工業株式会社 環境関連製品 合成木材 産業用資材・ディップ加工 タイヤ用資材 安心の生産加工・品質保証体制